ユーロ/ドル(2) - 元為替ディーラーによる初心者のためのFX入門

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ユーロ/ドル(2)

ユーロ/ドルに影響をあたえる材料

1.ドル売りの受け皿

欧州統一通貨のユーロは、米国のドルに対して、第2の基軸通貨としての役割を担うものとして誕生しました。

第2の基軸通貨をめざすというだけに、市場では、「ドルが売られるときの受け皿」「ドルに対する避難通貨」という認識が定着しています。

ですので、サブプライムローン問題や、米国の格下げなどの米国発のドル売り材料がでたときには、ユーロに投資資金が流入する傾向があります。


2.欧州中央銀行の金融政策

欧州中央銀行は、欧州最大の経済大国であるドイツの意向を受けて、インフレファイターとして知られたドイツ連邦銀行をモデルに設立されたことから、初代のドイセンベルグ総裁、二代目のトリシェ総裁ともにインフレ重視の金融政策を採用しました。

米FRBが2007年秋から利下げ局面入りしたのに対して、欧州中銀は翌2008年夏まで利上げを継続した結果、ユーロ/ドルは史上最高値まで上昇しました。
その後、2008年秋にリーマンショックが起き、欧州中銀を含めた主要中銀による協調利下げが実施されるとユーロ/ドルは下落しましたが、米国が超低金利政策に踏み切るとユーロ/ドルは反発しています。

このように、利下げに関しては、欧州中銀は米FRBより慎重な傾向が強く、ユーロ/ドルを下支えする材料となることが多いようです。

欧州中銀の金融政策の方向性を探る観点からは、欧州中銀理事会後に実施される総裁会見での発言内容が注目されます。

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