ポンド/ドル(1) - 元為替ディーラーによる初心者のためのFX入門

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ポンド/ドル(1)

ポンド/ドル

「ポンド/ドル」は、取引高世界3位の通貨ペアです。

第二次大戦前まで基軸通貨であったポンドは、戦後その地位をドルに譲りましたが、外国為替市場では、現在でもユーロと並ぶ欧州の代表的な通貨です。

ポンドは、1980年代に推進された金融ビッグバンによるロンドン市場の隆盛とともに外国為替市場での存在感を高めました。

その後、1992年秋の「ポンド危機」で、ポンド/ドルは1ポンド=2.0ドル台から1ポンド=1.42ドル台割れまで急落しましたが、英国経済の回復とともに反発し、2007年夏には再び1ポンド=2.0ドル台を回復しました。


サブプライムと欧州危機の影響

しかし、米国でサブプライム問題が深刻化すると、英国でも住宅関連投資の損失拡大により金融機関が相次いで破たんし、消費も急激に冷え込んだことから、英中央銀行は利下げを決定し、ポンド/ドルは、1ポンド=1.45ドル台割れまで下落しました。

また、英国はユーロを導入していないため、欧州の信用不安の影響を直接受けずに済んでいますが、英国の輸出総額に占めるEU27カ国向け輸出の割合の高さからすると、欧州の影響を全く受けずに済むというわけではありません。

欧州経済の低迷は、サブプライム問題の影響とあわせて英国経済の低迷につながり、ポンドにプレッシャーを与えています。

ポンド/ドルの特徴として、あげられるのが、その値動きの激しさです。

ポンド/ドルは、ドル/円とは対照的に、投機的な取引の割合が高いことで知られています。
かつては高金利通貨であったことや、ドル、ユーロなどとくらべると市場流動性が低いこと、英国のロンドン市場が世界最大の金融市場であり、世界中から投機マネーが集まることなどがその理由とされています。

ポンド/ドルは、その値動きの激しさから、デイトレ-ド向きの通貨ペアであるといえます。

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