ポンド/ドル(3) - 元為替ディーラーによる初心者のためのFX入門

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ポンド/ドル(3)

ポンド/ドルに影響をあたえる材料

3. ポンドクロス相場

ユーロクロスが、ユーロ/ドルに大きな影響をあたえるのと同様、ポンド/クロスの動きは、ポンド/ドルに大きな影響をあたえます。

なかでも、ユーロ/ポンドは、英国からEU27カ国への輸出高が英国の輸出全体の53%を占めていることもあって、ポンド/ドル相場の中長期的なトレンド形成に重要な役割をはたすことで知られており、ポンド/ドルの動向を見極めるうえで欠かすことはできません。

また、ユーロがドル売りの受け皿として機能しているのと同様、ポンドはユーロ売りの受け皿として機能する傾向があります。

さらに、英国は旧植民地との関係から、ポンド/アフリカ通貨、ポンド/中東通貨などのポンドクロス取引がロンドン市場では盛んに取引されており、これらのクロス取引の動起きがポンド/ドル相場に与える影響も無視できません。


4. オイルマネーの動向

中東勢をはじめとするオイルマネーは、植民地時代の慣習から、伝統的にロンドン市場で投資資金をポンドにした後、世界中の投資案件に振り向けられます。

ですので、中東勢が原油取引で獲得したドルやユーロをロンドン市場で売って、ポンドを買う需要は常に存在していますが、一方でポンドを売って新興国投資などに向かう資金も莫大で、オイルマネーの動きは、ポンド/ドル相場の動きを複雑なものにしているといえます。

また、英国は、原油産出国であることから、原油価格をはじめとする資源価格の影響を受けることも、その特徴としてあげられます。

このように、ポンド/ドルは、ドル/円のように特殊要因で振り回されることも少なく、経済指標には素直に反応し、テクニカル分析にも向いていますので、デイトレード向きの通貨ペアです。

ただ、同時にポンド/ドルは、ユーロ/ドル、ドル/円とくらべると取引高も少なく、アップダウンも激しいので、中上級者向きの通貨ペアであるといえます。

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