豪ドル/ドル(2) - 元為替ディーラーによる初心者のためのFX入門

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豪ドル/ドル(2)

豪ドル/ドルに影響をあたえる材料

1. 豪中央銀行の金融政策

米サブプライム問題に端を発する景気後退により米FRBが政策金利を引き下げる一方で、豪中央銀行は利上げを継続して2008年8月には豪政策金利は7.25%に達しました。

その後、豪中銀は利下げを実施し、一時、政策金利が3.00%まで低下したことで、高金利通貨としての魅力は若干後退してはいますが、日米英の中央銀行が超低金利政策を続ける中、現状の4%台の水準は主要国の政策金利の中では依然高水準です。

高金利は、豪ドル/ドル相場の行方を左右する外国人投資家からの資金の流れを決定づける重要な材料であり、今後の豪中銀の金融政策の行方はいっそう注目されることになります。

なお、豪中銀は伝統的に金融政策を決定するにあたって、雇用統計の結果をより重視する傾向があります。

また、政府からの独立性は、欧米の中央銀行と比較して弱いといわれています。


2.資源価格

世界有数の資源産出国であるオーストラリアの通貨である豪ドルは、資源価格の変動の影響を強く受けます。

2001年に豪ドル/ドルが史上最安値を記録した際には、金価格の急落を嫌気した豪ドル売りが殺到しました。
資源価格は、政策金利の動向と並んで、豪ドル/ドル相場の流れを決定する重要な材料であり、投機マネーの縮小や、中国ブームの後退で資源価格上昇に陰りがみられる中、その動向が注目されています。

なお、オーストラリアは原油を算出しませんが、資源国のイメージからか、なぜか原油価格と豪ドル相場には強い相関関係があります。

また、オーストラリアは資源産出国であると同時に、羊毛、乳製品、食肉などの輸出国であることから、豪ドル相場は、第一次産品の価格にも大きく影響されます。


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